コラム
2024.08.09
レンタルスペースとは?特徴・メリット・デメリット、使い方や選び方、貸会議室との違いについても解説! | いいオフィス
みんなで集まってパーティーをしたい!という時に重宝されるのがレンタルスペースです。使い道は幅広く、パーティーを始め、会議や習い事などその利用方法は多彩です。そんなレンタルスペースですが、利用するメリットなどを知っておきたいところです。
本記事では、レンタルスペースとは何かに着目し、その特徴やメリット・デメリット、使い方や選び方、貸会議室との違いなども解説していきます。
目次
レンタルスペースとは
そもそもレンタルスペースとはどういうものなのか、まずはレンタルスペースの概要についてまとめました。
レンタルスペースの概要
レンタルスペースは、時間単位で借りることができるスペースを指します。さまざまな場面で利用でき、主に個室を貸し出してもらえます。
レンタルスペースの広さ、大きさ、備わっている設備に関してはさまざまであり、レンタルスペースによって異なります。例えば、少ない人数で利用するための部屋から、数十人単位で利用できる部屋まで実に多彩です。
レンタルスペースの種類
レンタルスペースには種類があり、主に個人が運営するレンタルスペースと法人が運営するレンタルスペースに分かれます。ここからはそれぞれの違いなどを解説します。
個人が運営するレンタルスペース
個人が運営するレンタルスペースは空家となっている自宅や使っていない部屋などが該当します。また、古くなった家を新しくしてレンタルスペースとして提供するケースもあり、オリジナリティにあふれやすいのが特徴的です。
元々は自宅など、人が住むことを想定して用意されているので、住宅としての雰囲気があります。その中で過ごせるので、リラックスしながら時間を過ごしたい場合におすすめです。
一方、法人などと比べると、あくまでも住宅なので、住宅ならではの設備こそあれど、会議で使うには設備が足りないという事態も起こり得ます。
法人が運営するレンタルスペース
法人が運営するレンタルスペースは、雑居ビルにある部屋を始め、当初からレンタルスペースとして用意された部屋などが該当します。レンタルスペースとして用意された部屋なので、設備面なども最初からニーズに合わせて準備がなされているのが特徴的です。
会議室やイベント会場など多少大人数を想定して作られたケースが多く、個人が運営するレンタルスペースよりも広いことがほとんどです。また予約したい場合でもネット上で完結しやすいのも法人運営ならではと言えます。
一方で、設備面が充実することはそれだけ費用がかかりやすいことを意味します。個人が運営するレンタルスペースよりもコストがかかる可能性があるため、注意が必要です。
レンタルスペースの使い方
レンタルスペースにはどのような使い方があるのか、レンタルスペースの活用シーンを以下にまとめました。
- パーティー
- イベント・撮影
- 会議・ビジネス
パーティー
主に個人で利用するケースが多いのはパーティーです。パーティーと実に多彩で、誕生日会や女子会、ママ会、飲み会、歓送迎会などさまざまです。コロナ禍で居酒屋で集まるのに不安を感じるというケースにも適しています。
誰かの自宅でパーティーをすれば、狭いのはもちろん、周辺住民に迷惑をかけてしまう恐れもあるでしょう。その点、レンタルスペースであれば設備も整い、周囲を気にする心配もありません。
イベント・撮影
イベントや撮影においてレンタルスペースが利用されることがあります。例えば、グラビアアイドルが個人で撮影会をする際、レンタルスペースなどが会場となって、写真撮影が行われるほか、YouTubeの撮影や収録、取材などさまざまな利用シーンが見られます。
また物販のイベントが開催されることもあるほか、サイン会などをレンタルスペースで開催することもあるでしょう。商用利用が可能なレンタルスペースであれば、イベント・撮影も何ら問題ありません。
会議・ビジネス
会議を始め、ビジネス関連の利用も行われています。コロナ禍でテレワークが一般的になり、サテライトオフィスのような使い方もあります。特に子どもがいて、自宅での作業が難しい場合にはレンタルスペースを定期利用することで、オフィス代わりにする手もあるのです。また、オフィス移転の際の仮オフィスとしての活用も可能です。
ワークスペースとしての活用を行うことで、オフィスに準じた用い方ができるほか、家にあるような設備を活用することである程度リラックスして作業を進められます。
レンタルスペースを利用するメリット
レンタルスペースを利用するメリットには以下のことが挙げられます。
- その都度レンタル代金を支払えば利用できる
- 維持費が必要ない
- 利用してみたいレンタルスペースを選べる
本項目ではレンタルスペースを利用するメリットについて解説します。
その都度レンタル代金を支払えば利用できる
レンタルスペースを利用するメリットとして、レンタルスペースを利用する度に代金を支払えば利用できる点が挙げられます。例えば、毎月利用するためにスペースを借りても、色々な都合が重なって利用できない時が続くこともあるでしょう。すると、利用日数が少なければそれだけ1日あたりのコストがかかってしまいます。
一方で、その都度レンタル代金を支払って利用する形であれば、必要になった分だけ支払えばよく、費用の無駄にはならないでしょう。利用したい時に支払うというシステムはとてもわかりやすく、不定期な利用の場合に効果的です。
維持費が必要ない
レンタルスペースを利用するメリットには、維持費が必要ない点も挙げられます。支払えばいいのはレンタルスペースの利用代金だけなので、別途維持費が必要という場面にはなりにくいでしょう。
普通に家を借りるなどの対応をすれば、色々な維持費がかかります。水道光熱費を始め、固定費がそれなりにかかるでしょう。そうした固定費もかからず、利用したい時に利用できるのは使い勝手がいいと言えます。
利用してみたいレンタルスペースを選べる
レンタルスペースを利用するメリットとして大きいのは、利用したいレンタルスペースを選べる点です。今日はあそこのレンタルスペースを利用して、今度はあっちのレンタルスペースを利用するという具合に選んでいけるのがポイントです。
もしも毎月借りるような形にすると、同じところばかりを利用するので段々と飽きてくる可能性も出てきます。選べる形にすれば、少なくとも特定の場所で飽きてしまうことにはなりません。
レンタルスペースを利用するデメリット
レンタルスペースを利用するメリットがある以上、デメリットもあるのが世の常です。レンタルスペースを利用するデメリットは以下の通りです。
- 毎月借りた方が安く済むことがある
- 借りたいスペースが借りられないことも
本項目では、レンタルスペースを利用するデメリットについてまとめました。
毎月借りた方が安く済むことがある
毎回借りたい時に借りられるのがレンタルスペースのメリットですが、借りる頻度が多い場合には毎月どこかのスペースを借りた方が安く済む事も考えられます。レンタルスペースには「定期利用」が可能なところもあり、定期利用の契約によって優先的な予約などの優遇も受けられるのでおすすめです。
もちろん、定期利用の契約をしたのに回数をさほど利用しなければそれ自体がデメリットとなるため、レンタルスペースをどれくらいの頻度で利用するかが重要です。
借りたいスペースが借りられないことも
レンタルスペースによっては人気の場所も多く、その場合には借りたい時に借りられないというデメリットが生じます。最近ではネットを活用し、ネット上で利用状況の確認ができるケースもあります。
一方で、こうしたチェックができなかったり、更新の頻度が遅くて反映されておらず、実は満室だったというケースもあったりするため、利用したいレンタルスペースが利用状況の確認などに対応しているかどうかのチェックも必要です。
レンタルスペースの設備に関する特徴
レンタルスペースにある設備にはさまざまな特徴があります。その特徴は以下の通りです。
- イスやテーブルが人気
- Wi-Fiは必須
- プロジェクター・DVDプレイヤーも使われやすい
ここからはレンタルスペースの設備に関する特徴についてまとめました。
イスやテーブルが人気
レンタルスペースではイスやテーブルの利用が人気を集めています。レンタルスペースはイベントや会議などで使われることが多いため、自然とイスやテーブルの利用が必要になっていきます。
またパーティーを行うにもイスやテーブルは欠かせません。どのような利用においてもイスやテーブルは利用するものなので、このあたりの設備の状況や使い心地などを確認しておくのもおすすめです。
Wi-Fiは必須
レンタルスペースを利用する際、Wi-Fiは必須と言えます。自宅でWi-Fiを利用できるようにしている人がほとんどであるほか、会議などで利用する際にWi-Fiがないと会議・業務にならない恐れもあります。
またWi-Fiがあることで、レンタルスペースを快適に利用できることは間違いなく、在って損をすることが全くないと言っても過言ではありません。基本的にWi-Fiはどこのレンタルスペースにもありますが、万が一に備えて確認は怠らないようにしましょう。
プロジェクター・DVDプレイヤーも使われやすい
プロジェクターやDVDプレイヤーも人気です。プロジェクターは会議で使われることもあれば、YouTubeやネットフリックスなどを接続して動画配信を楽しむ際に活用できます。
また、プロジェクターとWi-Fiが接続されるとスマホのミラーリングが行えるため、例えばスマホゲームで遊ぶことも可能です。もちろん、プロジェクターにゲーム機を接続して遊ぶこともできます。パーティーや会議などで活用しやすいのがプロジェクター・DVDプレイヤーの特徴です。
レンタルスペースの選び方
レンタルスペースを選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。
- 設備の充実
- 立地
- 利用料金
- 広さ
ここからは上記に関する選び方について解説します。
設備の充実
レンタルスペースの選び方として、設備の充実ぶりをチェックしないわけにはいきません。無数にあるレンタルスペースは、どこにでもあるような設備もありますが、ある程度の特徴が出てくるものです。
会議などで活用する場合にはWi-Fiやホワイトボードに加えて、プロジェクターの存在も外せない要素となります。レンタルスペースで遊ぶ際には、食事ができるようにキッチンの有無を確かめることや、撮影に活用できる機材のチェックなどもしておいて損はありません。
立地
基本的にレンタルスペースは駅前などアクセスしやすいところにあります。一方で、安さを売りにするレンタルスペースの中には、立地が悪いがゆえに安いというケースもあるので、安さだけで選んで不便なところになってしまうことも考えられます。
多少高くなってもアクセスしやすい場所を選ぶこともできますし、最初に集まってから車で移動するようなケースであれば多少遠くても安いところを選ぶ手もいいでしょう。場所の確認はレンタルスペース選びにおいてかなり重要な要素です。
利用料金
何と言っても利用料金はレンタルスペース選びにおいて欠かせない要素となります。設備の利用具合などによって利用料金が大きく変わるため、注意が必要です。
また時間単位で利用する場合、万が一延長した際には延長料金もかかってきます。あとは支払い手段など、さまざまなケースを想定しておくことが求められます。
広さ
レンタルスペース選びにおいてはスペースの広さも無視できないポイントです。人数が多いと、場合によっては手狭になってしまう恐れがあります。逆に人数が少ないのにただただ広いスペースを借りてムダにしてしまうこともあるでしょう。
利用人数と広さがマッチしているかどうかがポイントであり、狭すぎず広すぎずの塩梅に気を付けて探してみることをおすすめします。
レンタルスペースを借りる際に見落としやすいチェックポイント
レンタルスペース選びにおいて結構忘れやすいチェックポイントがあります。それがレンタルスペースのハウスルールです。
レンタルスペースによっては禁止事項を始めとしたルールが細かく決められており、食べ物の持込みでしか飲食を認めないなど、色々なルールが存在します。配信スタジオとして利用するのはダメとか、必ず入り口で靴を脱いでから入らないとダメなど、細かく決められていることもあります。
場合によっては、ルール違反として違約金などを請求する可能性もあるほか、出入り禁止のような対応をされる恐れもあるため、ルールを調べ、守りましょう。
レンタルスペース選びでよくある失敗とは
レンタルスペースを選ぶ際にはさまざまな失敗があります。一番は利用目的とレンタルスペースの相性です。
レンタルスペースの中には、普段利用していない自宅の一部を貸し出すことがあり、防音設備が全く整っていないケースがあります。その環境で大騒ぎをすれば、周囲に迷惑をかけることは必然です。
他にもビジネスの設備がほとんどないのに、ビジネス目的で利用するのもただただ不便であると言えます。利用目的にマッチしているスペースなのかという観点を持っておくと失敗しにくくなります。
レンタルスペースとレンタルルームとの違い
レンタルスペースと似たような言葉に「レンタルルーム」があります。レンタルスペースとレンタルルームは部屋を借りる点で共通しており、違いはほとんどありません。
ただ、レンタルスペースはあくまでも場所をレンタルするサービスなので、場所は空きオフィスでも空家の一軒家でもレンタルスペースの扱いとして妥当です。
一方、レンタルルームは丸々貸し出すようなもので、民泊も一種のレンタルルームと言えます。レンタルスペースとレンタルルームでは微妙な違いしかありませんが、宿泊できるかどうかという観点で見てみると、違いに気が付くかもしれません。
レンタルスペースと貸会議室との違い
一方、レンタルスペースと貸会議室の違いですが、レンタルスペースは特に特定の目的を定めず、スペースを貸し出すという意味合いがあります。
その点、貸会議室は名前の通り、会議室をレンタルするスペースです。基本的には会議やビジネス利用が一般的ですが、場合によっては物販スペースにすることもできます。
一方、貸会議室はビジネス利用を想定しており、ビジネスに関連する設備がかなり充実していることが言えます。
まとめ
レンタルスペースはさまざまな使い道が可能であり、場所を借りるという新たな考え方が定着してきました。利用用途を特定したサービスがこれまでは一般的で、カラオケをしたいからカラオケボックスという感じで各地に存在しています。
レンタルスペースは用途が広いため、自由な使い道が可能です。あとはマナーよく利用し、あとでトラブルになり、余計な出費をしないようにしていくことが求められます。
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