【2025年1月号】新規会員の増加傾向と施策についてご紹介 | いいオフィス

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2025.04.27

【2025年1月号】新規会員の増加傾向と施策についてご紹介 | いいオフィス

いいオフィス 編集部

【2025年1月号】新規会員の増加傾向と施策についてご紹介 | いいオフィス

コワーキングスペースや自習室、シェアオフィスの事業において新規会員の獲得は、売上アップに直結する重要な要素です。今回は、新規会員数の推移と傾向、施策についてご紹介します。

是非、最後までご覧の上、今後の事業にお役立ていただけますと幸いです。

立地タイプ別から見る直営店の新規会員数推移

今回は直営店の中から立地環境が異なる3つの店舗をピックアップして、新規会員数の推移と傾向をご紹介します。

都心型:いいオフィス恵比寿

東京都渋谷区の恵比寿駅前に位置する「いいオフィス恵比寿」は、加盟店のコワーキングスペース事業撤退により、いいオフィスが物件を引き継ぎ、直営店としてリニューアルした完全無人の店舗です。

店舗基本情報

運営形態:完全無人

OPEN:2022年6月

アクセス:JR「恵比寿駅」徒歩1分

営業時間:24時間

広さ:5階:35坪、4階:22坪(2024年2月に4階を増床)

スペースの特徴:1〜2名用完全個室を中心に、半個室や会議室で構成

店舗HP:https://e-office.space/spaces/kanto/tokyo/shibuyaku/ebisu-by-iio

新規会員獲得数の推移(リニューアル前から現在)

月別推移の比較

新規会員の増加傾向

いいオフィス恵比寿の場合、新規会員は3月と7月に大幅増加する傾向にあります。特に、2月→3月の平均増加率は29.0%で、年数を重ねるごとに新規会員数が増えています。

年間を通して新規会員の獲得が最も増えるのは7月で、8月以降は減少傾向に転じて年末に向けて回復する傾向が2年連続で見られます。

住宅街型:いいオフィス志村坂上

「いいオフィス志村坂上」は、東京都板橋区の志村坂上駅前という住宅街の立地に誕生した、有人運営と無人運営を組み合わせたハイブリッド型運営の店舗です。

運営形態:平日の日中は有人運営、早朝や夜間、土日祝日は無人運営

OPEN:2022年2月

アクセス:都営三田線「志村坂上」駅より徒歩30秒

営業時間:24時間

広さ:117坪

スペースの特徴:オープンスペースや1名用完全個室、ボックス席、会議室で構成(オープンキッチンあり)

店舗HP:https://e-office.space/spaces/kanto/tokyo/itabashiku/shimurasakaue-by-iio

新規会員獲得数の推移

月別推移の比較

新規会員の増加傾向

いいオフィス志村坂上では、2月から4月にかけて新規会員が大幅増加する傾向にあります。特に1年目となる2022年は急激な伸びを見せています。

OPEN3年目となる2024年において、新規会員の獲得が最も増加したのは、いいオフィス恵比寿と同様に7月です。2023年と2024年ともに9月〜10月も高い水準を保っています。

郊外型:いいオフィス豊見城

「いいオフィス豊見城」は、沖縄県豊見城市のディスカウントストア「MEGAドンキ」に併設し、コミュニティマネージャーが在籍する店舗です。

運営形態:有人運営(深夜は無人運営)

OPEN:2021年11月

アクセス:那覇空港から車で約15分、那覇市内から車で約20分(無料駐車場・駐輪場完備)

営業時間:9:00~翌2:00

広さ:139坪

スペースの特徴:オープンスペースを中心に、半個室や会議室で構成(オープンキッチンあり)

店舗HP:https://e-office.space/spaces/okinawa/okinawa/tomigusukushi/tomigusuku-by-iio

新規会員獲得数の推移

月別推移の比較

新規会員の増加傾向

いいオフィス豊見城の場合、恵比寿や志村坂上と同様に3月に新規会員が増加する傾向がありますが、それ以上に10月が年間を通して高い数値を記録しています。

既出の2店舗とは異なって4月に減少する傾向にありますが、5月以降は増加を続けています。

共通して見られる新規会員の増加傾向

共通傾向①:3月における新規会員の大幅な増加

今回ご紹介した3つの立地環境が異なる店舗において、全店舗で見られた傾向が3月に新規会員数が大幅に増加する点です。

新年度が始まる直前のタイミングで、新たにコワーキングスペースや自習室、シェアオフィスを利用し始める方が多いことが想定されます。

共通傾向②:7月もしくは10月が新規会員獲得のピーク

3月の増加率が多い一方で、年間を通して最も新規会員が増加するタイミングは7月もしくは10月です。

7月は学生が夏休み期間に入り、特に受験生の利用が増加するタイミングです。10月は本格的な受験シーズンが始まるとともに、社会人にとっても下半期が始まるため働き方に変化が訪れる方も多く、新規利用者が増えるタイミングとなります。

共通傾向③:増加後の一時的な減少と回復

多くの店舗で増加時期の直後は一時的に新規会員の利用が減少に転じますが、秋もしくは年末に向けて再び回復する傾向が見られます。

減少時期にリスティング広告やSNS広告で新規会員獲得を強化することも選択肢の一つですが、顧客満足度の向上を目的に運営改善に取り組むこともその後のリピーター獲得に繋がる手段の一つです。

新規会員獲得に効果的な施策

期間限定でキャンペーンを実施

新規会員獲得を目的に行うキャンペーンとして、主に下記のような施策があります。

・ドロップイン1日無料体験

・ドロップイン料金を期間限定で割引

・会議室や個室の料金を期間限定で割引

・月額プランの入会金無料

・新規会員の中から抽選で特典を提供

・お友達紹介で割引もしくは特典を提供

このようなキャンペーンの認知拡大として、無料で配信できるプレスリリースサービスを活用すると、情報の拡散力が高まり、獲得促進に繋がります。

リスティング広告やSNS広告を実施

新規会員獲得の手段として、広告予算を確保できる場合は、Web広告とSNS広告も効果的です。

リスティング広告は、Google検索結果ページに表示されるテキスト広告で、ユーザーの検索意図に合わせてターゲティングが可能です。

「○○(地名) コワーキングスペース」や「△△(地名) 自習室」など、具体的なキーワードに対して広告を出稿することで、高いコンバージョン率が期待できます。

クリック課金型で予算管理がしやすく、リアルタイムで効果測定と改善が可能です。

リスティング広告は、いいオフィス本部にて運用代行が可能です。お気軽にご相談ください。

SNS広告は、FacebookやInstagram、X(Twitter)などのプラットフォームで展開される広告で、幅広いユーザーに効率的にアプローチが可能です。

地域、年齢、興味関心など詳細なターゲティングが可能で、視覚的な広告や動画を活用することで高い訴求力を発揮。

リアルタイムの効果測定により運用の改善も簡単。少ない予算で結果を求めるマーケティング施策に最適です。

最後に

本日ご紹介させていただきました新規会員獲得の傾向と施策について、もっと詳しく知りたい!という店舗様がいらっしゃいましたら、お気軽に各担当までご連絡ください。

今後も加盟店様ならびにご利用者様にとって、使いやすく、より利便性の高いプラットフォームを目指して開発してまいります。

目次

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    いいオフィス 編集部

    いいオフィスの編集部。全国にあるコーワキングスペース、シェアオフィス、貸会議室、個室をビジネスや勉強や趣味で活用するための方法をたくさんの人に知っていただくべく活動中!

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